【シェフヒロ×三浦】三浦 佩 別誂「広」勘所切付柳刃 銀三鋼 霞 水牛黒角口輪銀巻黒檀八角柄 9寸(27㎝)
SNS総フォロアー数800万人越えのシェフヒロが、世界中の和食料理人のためにプロデュースした鍛造庖丁。
安来鋼をその素材の主とする和包丁の本場・堺において、ステンレス鋼の鍛造を得意とした白木刃物の流れをくむ若き鍛冶師・中川悟志が鍛え、名人・野村祥太郎が伝統的な木戸仕上げ砥ぎを行った逸品です。
仕様
一本一本手作りの包丁ですので、サイズや重量、又、刃の仕上げ等が異なる場合があります。
柳刃 | 270mm |
全長 | 418mm |
刃渡り | 270mm |
刃元の刃幅 | 34mm |
刃元の峰の厚み | 3.88mm |
重量 | 219g |
- 刃の構造:合わせ
- 刃の芯材: 安来銀三鋼(ステンレス)
- 刃の表層:ステンレス鋼 霞(木戸仕上げ)
- 刃の形状:勘所切付/右利き用片刃 ※勘所・・・切先が尖った剣先ように突き出ている。
- 柄:水牛黒角口輪銀巻黒檀柄
- ブランド:三浦佩
- シリーズ:別誂(べつあつらえ) 広(ひろ)
- 鍛冶:中川悟志(※伝統工芸士)
- 砥ぎ:野村祥太郎(※伝統工芸士)
※一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会では、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事している技術者のなかから、高度の技術・技法を保持するものを「伝統工芸士」として認定している。
- 生産地:大阪府堺市
銀三鋼(正式名称:銀紙3号鋼)
旧日立金属(現株式会社プロテリアル)が開発した高級ステンレス銀三鋼は、炭素約1.05%, クロム13%, マンガン0.8%で構成され、非常に純粋で粒子が細かく、刃物鋼として優れたクオリティーを持つ。
古くから和包丁に使用され、切れ味が求められる和包丁の世界においても料理人より信頼されてきた。白鋼、青鋼などの安来鋼を製造する旧日立金属がサビに強いステンレス鋼として造ったのが銀紙鋼で、その中でも炭素量を増やして硬度を上げたものがこの銀三鋼なのだ。硬度が59-62HRCと炭素系の材質と同じくらいあり、鋼に勝るとも劣らない切れ味に加え、ステンレス独特の「研ぎ難さ」や食材を切る際の滑りが緩和されている。もちろん錆び難さは白紙や青紙の鋼の包丁と比べるまでもない。さらに、銀三鋼は鍛造することができるため、他のステンレス鋼に比べて切れ味が持続するのもその特徴である。
「切れ味良く」「錆びに強い」「長く切れる」と三拍子そろった銀三鋼は、酢を多用する鮨職人や多忙な環境で働く和食料理人にとって、とてもありがたい鋼材なのである。
水牛黒角口輪銀巻黒檀柄
硬くて水に強く耐久性においては他を圧倒する黒檀に水牛黒角の口輪とシルバーニッケルを巻き込んだ銀巻き仕上げの最高級包丁柄。
*ご注意
・手作りの包丁や天然の素材を使用したハンドルなどは、形状や仕上げ、色味等に個体差がありますので予めご了承ください
・専用の包丁以外で冷凍食品や骨を切らないで下さい。大きく刃が欠ける場合があります
・使用後は汚れたままにせず、中性洗剤等を使用し手洗いした後水分を除去してください
・炭素鋼の包丁は極めて錆びやすいため、早期に洗浄と水分の除去を行い、保管の際は椿油を塗布してください
・洗浄に食洗器を使用しないでください。錆やハンドルの破損につながる場合があります
・簡易シャープナーなどは刃を痛めるため極力使用しないでください。また、やむなく使用したのちには砥石でのメンテナンスを行ってください
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